業務改善研究所の管理人である『所長』のプロフィール紹介です。
サイト開設のきっかけなどを通じて、私のことを少しでも知っていただければと思い用意しましたので、お付き合いください。
管理人はこんな人
- 大学(工学部 物理化学系)を卒業後、自動車部品の製造メーカーの設計部へ入社。
- 新製品開発~量産開始までの生産準備業務に携わる中で、製品設計でありながら、生産技術や品質保証、実験評価などの幅広い部門の業務にも顔を出し、一人で生産準備活動ができるようになる。
- そのことがきっかけで、赤字続きの米国生産拠点の収益改善メンバーに選出され、3年間の海外赴任を経験。1年目に初の黒字達成後、収益拡大を進め、3年目には利益剰余金も黒字化。現地スタッフで回せる仕組みを構築して帰任。
- 帰任後は、仕組み構築が評価され、設計部門、生産管理部門のマネジメントを転々としながら、生産性向上につながる組織改善を実施。また全社プロジェクトの推進責任者、内部監査リーダーなどを歴任。
- 業務改善を進める中で、知識不足を補う上で基本的な理論から学びたいと思うようになり、調べるうちに中小企業診断士の資格のことを知り、勉強を始める。
- 2022年6月、中小企業診断士登録。
企業内診断士として、勤務先企業で管理職として活動しつつ、業務改善コンサルタントとして開業し、中小企業の支援を行っている。
サイト開設のきっかけは?
中小企業診断士の資格を取ろうと2019年7月から勉強を開始。しかし、この資格は試験範囲がとても広く、7科目もあります。一通りテキストを読み終えたところで過去問を解いてみても、最初のころに勉強した内容がすっぽりと抜けてしまってなかなか思うように点数も上がりませんでした。
そんな中で、仕事で勉強した知識を使うことがあって、社内教育用に資料をまとめて展開したら、記憶が定着するのを強く感じました。
それで、アウトプットの重要性に意識がいくようになったのですが、会社で教育用に使える学習内容も限られているので、ブログを立ち上げてアウトプットし始めました。自分用のアウトプットより誰かに見せるのために作ったほうが、手も抜けないですからその分しっかりと調べるでしょうしね。
中小企業診断士ってどんな資格?
中小企業診断士は、一言でいうと”国が唯一認めた経営コンサルタント”です。
弁護士や税理士などと同じ10士業に入る国家資格で、とても合格率の低い資格になります。
資格取得までには、1次試験(7科目選択式)と2次試験(4科目の筆記試験と口述試験)に合格すると、15日間の研修を行う必要があります。1次と2次の合格率を掛け合わせた合格率が4%程度とかなり低く、とても難易度の高い資格です。
とても幅広い知識を必要としますので、様々な業種で活かせる知識が身に付きますので、企業が求める資格としても人気の出てきました。業種や役職、業務内容にかかわらず活かせる知識が得られるので、取得してからも独立開業せずに、企業内診断士として活躍されている方が多いのが特徴ですね。
そして、中小企業の輝かしい未来を指し示す中小企業診断士の使命を表す「羅針盤」がモチーフになっています。
中小企業診断士には有資格者による独占業務というものが存在しません。そのため、「足の裏の米粒=(取っても食べられない)」なんて揶揄されたりもしています。ですが、荒波に揉まれている経営者に対してコンサルティングする者が独占業務に守られているようではいけませんよね。資格継続のためには、実務をする必要もあるなど厳しい資格ですが、そのため有資格者の品質も担保された良い資格だと思っています。
どのようなサイトにしていくか?
中小企業診断士の知識は、教科書の内容みたいに理論や研究結果なども多いのですが、理論だけではあまり意味がなく、実務にどう活かすかが重要ですよね。そこで、勉強して得た知識や理論を使った業務改善の事例などをアウトプットしながら、知識の定着が図れるサイトにしたいと思っています。
また、当サイトでは「業務改善研究所」の英名を「enhance-lab」としています。
改善には、①物事をよい方に改める「enhancement」、②悪いところを直す「improvement」、の二つの意味がありますが、①が強みをもっと強くする改善、②が弱みを克服する改善です。
多くの業務改善では、②が行われていることが多いですが、真に重要なのは①の改善であることを意識して付けました。
自社の強みに磨きをかけて、他社に対する優位性を持つ強みに育てて競争力を付けることが、企業が生き残るためには必要です。
過去の自分をペルソナとして、自身のスキルアップと合わせて、同じような状況に悩み、当サイトを訪れて頂けた方々と一緒になって、強みに磨きをかける改善が図れるようなサイトにしていきたいと思います。
【追記】2022年7月
おかげさまで、2022年6月に中小企業診断士となりました。
ブログを初めて2年以上経ちましたが、途中勉強のためのアウトプットが目的ではなく、ブログを書くことが目的となってしまっていたことに気付いて、更新を停止していた時期もありました。
今後は、中小企業診断士としても活動を進めていきますので、新たに得られた知識や経験のアウトプットの場として、より充実したサイトにしていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。
最後に
自分のために始めたブログだと言っても、このサイトを見た読者に不都合が生じることは避けたかったので、私の記事がどういう背景に基づき考えられ、実行されたかが少しでも伝わればと思い、このプロフィールページを作成しました。
私の記事内容は、私の実績や経験に基づいて書かれているものになりますので、それ以外の業種、業態においては、通じない理屈や理論があるかもしれません。
ですが、知識やアイデアは新たな知識やアイデアにつながるイノベーションのきっかけとなるものだという思いから発信をしていきたいと思います。ここに投稿する記事が、みなさまの改善の一助となれれば幸いです。
これから様々な情報の発信をしながら、自らのスキルアップにつなげていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。
最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。